peicozy's blog

マラソン、トライアスロン、ブルベの完走記と、日々思うこと

あたまのなか

今、この瞬間に頭の中に思い浮かべていることを言葉にしてみようと思うと、頭の中では映像とそれにまつわる言葉が次々と出てくるのだけど、それをキーボードで打って画面に表示するまでに、時間差があって、どんな時間差かというと、たとえばキーボードのKの字を打つのに、右手の中指の第二関節から先を、7ミリメートル下方向に動かせ、動かす時の力の強さは0.01ニュートンで動かせ、動かしたら今度はキーボードが接触してKが押されたという信号が外部入力からあったとコンピュータが知らされて、コンピュータはKを表示するためのフォントファイルからフォントデータを取り出して、今度はディスプレイが、どの位置のRGBのLCDをどのように光らせるかの指示をだして、次は表示されたKの文字を構成する光の粒が瞳に入ってきて、瞳にはいってきた情報をもういちど脳に送って、脳がKという形を認識して、こんどは左脳がそれはKだよと教えてくれて、ようやくKが打ったことを自分が認識できるのだ。

 

一瞬でやっているようだけど、それを順番に早くやっているだけで、やっぱり時間がかかるのだなと思う。

 

あたまとコンピュータが直結したらもっと早く表現できるのかな。