人はなぜ走るのか
人はなぜ走るのか、ランナーである著者自身を実験台にした内容。
- 作者: ベルンドハインリッチ,Bernd Heinrich,鈴木豊雄
- 出版社/メーカー: 清流出版
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 48回
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効率のよいランニングペースは、腕の動き、呼吸数、心拍数が倍数の関係にある
気にしたことはなかったが、そうなのか。
あらゆる関節部位、非常に長く複雑な鎖のおびただしい環のすべてを同時に緊張させる。
走るとき、関節と筋肉が的確な角度で一斉に動くことを考えるとものすごい
プログラミングなのだと思う。ロボット作っている人とかすごいよな。
ランニングに必要な複雑さと効率をものにする簡単な方法は、つまりランニングをすることだ。
効率的に走る体になるには、走るのが最も近道ということか。なんだか哲学的だ。
ウルトラマラソンランナーは、帽子をかぶり、緩い着衣で身をまもること。
締め付けるウェアでは疲労するということなのかな。長い時間走るということはそれだけ日差しや風の抵抗を受け続けるということなので、それらから体を守らなくてはならない。
30グラムを3センチ高く上げるということは、400キロを30センチ持ち上げるのと同等
フルマラソンの歩数で換算するとこのような計算になる。それだけ筋肉に負担をかけるのだから、軽いシューズがいいわけだ。
カーボローディングにはインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる。
へぇそれは知らなかった。
そして、ここが一番好きなところ。
いまわしいストップウォッチなんか気にするな、わかるか。ランナーは自分を相手に走るもんだ。自分の中のベストのものを相手にな。ありとあらゆる堕落を相手にしろ、おまえさんがほんとうにすごいんなら、神をも相手にだ。
- 作者: ベルンドハインリッチ,Bernd Heinrich,鈴木豊雄
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