最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
著者、マーカスバッキンガムさんが書いた本の中で、「さあ才能(じぶん)に目覚めよう」を読んだことがあります。さあ「才能に目覚めよう」では、一貫して、自分の欠点を補うのではなく、自分の長所を伸ばそうと言っています。
長所を伸ばすことにより、自分にとっても、まわりの人にとっても、すばらしい影響をあたえることができるということです。
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
- 作者: マーカスバッキンガム,Marcus Buckingham,加賀山卓朗
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 単行本
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本書、「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」でも根底に流れているメッセージは同じです。「長所を伸ばせ!」です。
人生は短距離走の連続である
本書で、人生はマラソンではなく、短距離走の連続だと言っています。
人生は短距離走の連続であって、マラソンではない。自分自身にいストレスをかけ、回復する。また、ストレスをかけ、回復する。こうした一連のプロセスを生活にとりこむことで、やがて力量やねばり強さやエネルギーが増すことに気づくはずだ。
実は、おなじことを高橋がなりさんも「がなり流」の中で次のように言っていました。
マラソンってよく人生にたとえられてゆっくりと着実に走りましょうみたいな言い方をされるけど、それは間違いだと確信しました。短い距離を速く走れる人が、そのトップスピードをどれだけ長く維持できるようになるか。そのトレーニングを積んだ結果がマラソンなんだ。
これは面白い、人間の根底にある感情(気持ち)は変わらないというかつながっている感じがしました。
リーダーは核をなる尺度を示せ
未来という森は暗く、深く、人の気力をなえさせる。だからリーダーは、私たちがどこまで来ていて、あとどれだけ進めばいいのかを明らかにする、核となる尺度を示さなければならない。
リーダーは核をなる尺度を示すこと、
それを皆に届くようにするのも仕事だな。
使える尺度をすべて整理してひとつを選べ、その尺度は、従業員が働きかけて影響を及ぼせるものであることだ。尺度を選んだら、大々的に公表して広める。
これは、「仕事はゲームだ」にも書いてありました。日々のスコアを見えるようにして誰もがどのようにプレー(仕事)したらよいかを、それぞれのアタマで考えることが重要です。