peicozy's blog

マラソン、トライアスロン、ブルベの完走記と、日々思うこと

珠洲の記憶

珠洲の海にいくのは30年ぶりだ。小学生の頃、親戚の家がある珠洲と、おばあちゃんの家がある輪島へ夏休みのたびに遊びにきていたのだ。
毎日毎日、1日中海で遊んだ。袖ヶ浜、曽々木、馬緤(まつなぎ)の海へ親戚のおじちゃんやおばちゃんに連れていってもらった。
30年前だから、まだ珠洲トライアスロン大会は開催されていない頃、当時のぼくは能登半島の端の海で夏の間じゅう遊んでいたのだ。


トライアスロンを始めて4年目になる。いままでスプリント(25.75km)しか出たことがない公園トライアスリートだったのだが、ミドルの距離に挑戦したくなった。OD(オリンピックディスタンス(51.5km)を未経験で、いきなり100km越えるレースに出ることに決めたのはいいが不安で一杯だった。なにしろ、公園のプールでしか泳いだことがなかったのだから。
そこで、真っ先に候補にあげたのはこの珠洲トライアスロンだった。会場は少年の頃の泳いだ海だから、少しだけ不安が遠のいた。


実は、珠洲Bタイプにするか少し悩んだ。AとBでは参加料が3000円の差しかないのだ。3000円の差でほぼ倍の距離楽しめるのなら、やっぱりAタイプだなと、実力とは関係のないところで判断して参加を決めた。